X-LIGHT-16 


サドル の 傾き調整


  

  X-LIGHT に 使用している スペシャライズド Toupe-Team は とてもお気に入りのサドルなのですが・・・

レールの精度が悪い(というか、自転車のサドルの精度はこんな程度かも・・・)ので左右の水平度があまり良くありません。

このまま取り付けると腰を悪くする原因となりますので、調整しなければなりません。

左右の傾きはシートポストの機能では調整ができませんので、アンタレス のときと同様に「傾き調整シム」をつくることにしました。

後から見て、かなり右に傾いていましたので、右側のレールの下にかいものをしてみましたところ・・・

0.7〜0.8mm厚のシムが必要であることがわかりましたので、早速製作にとりかかりました。

   

0.8mmアルミ板を写真のような形にカットします。

中央部が細くなっているのは、両側のシム部分を丸く曲げ加工し易くするためです。

  

φ7mm ドリルと一緒に 万力に共締めして金槌でたたきながら少しずつ丸く曲げ加工します。

もっと薄いアルミ板(0.2mm程度以下)の場合は、この作業をせずに いきなり レールの下に挟んでシートクランプで挟み込んでしまえばOKです。

  

まだいびつな形ですが、こんな感じになりました。

  

シートクランプに載せ・・・

  

サドルを取り付けてボルトを締め付けると、やや丸みが修正されます。

  

一旦外して・・・

レールの上に裏面が粘着性のサンドペーパー(今回は#120を使用)を巻き付けます。

その上にシムを載せ、前後に動かして内部の丸みをレールにあわせて行きます。

相手がアルミなのでサンドペーパーはすぐにダメになってしまいますので、こまめに取り替えて作業を続けます。

また、厚みを調整するときも、この方法で行います。

  

完成したシムを右側のレール下に挟んで取り付けます。

  

水平(ハンドルとほぼ平行)に取付が完了 !

  


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